FAQ

[:en]Safecast is a volunteer driven non-profit organization whose goal is to create useful, accessible, and granular environmental data for public information and research. Begun in response to the nuclear disaster in Japan in March, 2011, Safecast collects radiation and other environmental data from all over the world. All Safecast data is published, free of charge, under a CC0 designation.

Safecast is apolitical, and takes no position either for or against nuclear power. Safecast is pro-data and committed to giving people accurate information they can use to help make their own informed decisions. Safecast is funded by individuals, grants, and charitable foundations, however financial contributors and donors have no input on Safecast methods or mission.

Data is collected primarily via the Safecast sensor network. Measurements are taken free of charge. Safecast does not assign volunteers areas to be measured, but each data contributor is free to measure areas they consider worthwhile.

Safecast is a registered trademark and can not be used without permission.

The data collection effort is crowdsourced by volunteers who are widely distributed geographically. Several layers of quality control are in place, and best practices are followed. No warranties or guarantees are provided, however.

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[:ja]SAFECASTについて

セーフキャストのデータの情報源は何ですか?

短い回答: 私たちは独自に計測を行っており、計測データは2インチの工業標準のパンケーキ型センサーによるものです。

長い回答: セーフキャストのウェブサイトで公開されているデータには、クラウド測定によるものや他の情報源からのデータを集約したものなど、いくつかの種類があります。しかし、私たちが参考とし、他の人たちが使用できるように公開している(公式な)「セーフキャストのデータ」は、ボランティアたちにより専門的な機器を用いて収集されたものです。

私たちは市販の民生用放射線モニターと、自分たちで組み立てた機器を組み合わせて使用しています。どちらの場合にも、LND7317という2インチのパンケーキ型のセンサーが用いられています。これは高感度なセンサーの一つで、世界中の放射線測定の専門家たちに利用されています。これにより、私たちは測定値に確証を持つことができます。さらに、複数の測定器を同時に使用することで、安定した測定状態を作っています。

注意: この世界は広く、私たちだけで1インチ残らず測定するのは非現実的です。規模を拡大するため、測定結果の提供を呼びかけています。測定に使用した様々な機器の透明性を高め、公表したすべてのデータが相互利用できることを保証されるように、不断の努力を続けています。

セーフキャストが公開しているデータと政府の公式情報との違いは?

短い回答: セーフキャストのデータは地理的により細かくカバーし、かつ、一貫しています。

長い回答: これまでの成果によると、放射線レベルはわずかな距離の違いにより大きく変動することが分かっています。道路を渡った反対側の値が劇的に異なる場合もあります。政府の公式な情報は、この点明確ではないといえるかもしれません。このような測定値は、よく言ってもあいまいで、ともすれば誤解を与えることにもつながりかねません。

さらに、行政の調査結果からは、どのような測定器が使用されたかが分かりません。セーフキャストでは、同じ条件、同じ高さ、同じ測定器を使用して測定を行っており、データはクリエイティブコモンズ表示のもとに、一般に公開されています。行政が発表するデータは、表示方法が不明瞭だったり、自分の知りたい情報になかなか辿り着けないなどの使いにくい面もあります。

注意: 測定値がいくつかということと同じくらい、どのように測定が行われたかも重要です。ある機関では、地表10メートルで測定を行っています。地上10メートルに浮かんで過ごす人がどのくらいいるのか分かりませんが、私たちは、人々が実際にいるであろう地表1~1.5メートルで測定を行っています。ただし、現在設置中の固定センサーネットワークは、高所に設置されている場合もあります。セーフキャストではこのデータの視覚化も行っていますが、高さの情報も表示しています。

セーフキャストは“反原子力団体”ですか?

短い回答: いいえ。

長い回答: セーフキャストは、反原子力でも、原子力推進派でもありません。私たちはデータ主義です。データは中立です。セーフキャストは、データ不足を認識し、その溝を埋めるために設立されました。私たちの目的は、情報不足による噂や、それにより引き起こされる恐怖や憶測からではなく、事実に基づいた冷静な決定をするための情報やデータを提供することです。

注意: 強調するために視覚化されたり、あるいは他の見方では軽視されるなど、データは異なった方法で解釈されることに注意してください。私たちが視覚的なデータと共に「生のデータ」を提供している理由は、誰もが異なる可能な方法で調査し解釈することが出来るようにするためです。

セーフキャストは政府とともに活動していますか?

短い回答: いいえ。

長い回答: 独立性を保ち、いかなる政治的な影響も避けるために、セーフキャストは政府や政府関連機関との共同作業は行っていませんし、いかなる行政機関の助けも借りていません。

注意: セーフキャストの公表しているデータは自由に使用・引用してよいため、私たちが公表したデータが行政機関によって使用されているかどうかを知ることは困難です。

運転速度によって測定値が変化しますか?

短い回答: いいえ。

長い回答: 通常の放射線環境では、(ガイガーカウンターを搭載した)車の速度はその測定値には影響せず、その場所で静止しているセンサーの測定値と同じです。これは、慶応大学・東京大学・日本大学との共同研究によっても確認されています。

注意: セーフキャストの使用している bGeigie(ビーガイギー) システムは、車両の外側に取り付けられているため、車からの影響は受けません。車内で測定を行っている場合、車による遮蔽により、放射線量が減少した測定結果となります。それぞれの測定値がどのように測定されたかを確認することが重要です。


放射線測定について

どんなガイガーカウンターを購入すればいいですか?

短い回答: アルファ線・ベータ線・ガンマ線のすべてが測れる機器がよいでしょう。

長い回答: 温度などを測るのと違い、放射線測定は単純ではありません。役に立つ情報を本当に測定できるものを購入するかどうかが重要です。第一に、赤と緑、あるいは、安全・危険しか知らせない装置では詳細な情報を得ることは出来ません。測定の範囲を知ることが重要です。何のためにガイガーカウンターを購入したいのかも明確にしておいたほうがよいでしょう。空気中や周囲の地面の放射線量を測定したいのであれば、ガイガーカウンターが必要です。食料や水の汚染を測定したい、あるいは、あなたや家族が被爆したかどうかを調べたいというのであれば、ガイガーカウンターは正しい選択ではなく、役には立たないでしょう。2011年の3月以前にはガイガーカウンターを販売していなかった会社から買うことも推奨しません。

注意: 3月11日の福島の事故の後、世界中でガイガーカウンターの需要はロケットのごとく急上昇しました。その結果、有名で主要な会社は大量の受注を抱え生産が追いつかなくなりました。その一方、精度が低く品質の悪い粗悪品も増えました。購入する商品が信用のおけるものかどうかを確認することは非常に重要です。

“安全”とはどういうことですか?

短い回答: いい質問ですね。

長い回答: 残念ながら、何が安全で、何が安全でないかということに関して、放射線医学の世界では、ほとんど合意が取れていません。一般的に認められていることといえば、子供や胎児には放射線のリスクが大きいということですが、安全と危険の境界がどの程度の線量であるかは明確ではありません。最も重要なことは、あなたがどの程度の被爆を受けたかに注意することと、その被爆量が許容できるものかどうかを判断することです。リスク要因は、年齢、持病、被爆時間、被爆箇所など様々な要因で、各人で異なります。安全かどうかは個々人で評価されるべきであり、すべての人に一般化することは極めて困難です。

注意: 人により許容量が異なるという点も無視すべきではありません。人により、より耐性があったり、より敏感であったりするでしょう。

アルファ、ベータ、ガンマとは?

短い回答: 混乱しやすいですよね?

長い回答: 原子力発電に関連しているのは、アルファ、ベータ、ガンマの3種類の放射線です。ガンマ線は非常にエネルギーが高く、ガンマ線は壁やビルや人間も貫きます。多量のガンマ線被爆により人間はほとんど即死します。アルファ線とベータ線は、エネルギーが低く、紙一枚や薄い服で遮られますが、吸入したり摂取したりすると大きなリスクを伴います。福島第一原発から放出されたセシウム137は、主にベータ線を放出するため、食物汚染が危惧されているのです。

注意: 測定値として一般に公開されているものの多くはガンマ線のみの測定値です。このことについて、セーフキャストでは意見を述べるつもりはありません。

どうすれば周囲の放射線レベルが分かりますか?

短い回答: われわれはそのために活動しています。

長い回答: 私たちの立場からすると、上にある地図のリンクをチェックしてもらうことです。うまくいけば、その中のいくつかから情報を得られるでしょう。そうでなくとも、セーフキャストのホームページをチェックしていれば、私たちがあなたの地域を測定したときに情報を得られるでしょう。

注意: 世界は広く、また最近まで、このような情報の地図化について誰も考えもしていなかったようです。これは非常に大きな仕事ですが、私たちは出来ることを行っていきます。

プルトニウムやイリジウム、ストロンチウムなどの証拠を見つけましたか?

短い回答: いいえ。

長い回答: 他のグループがこれらの物質を検出したと主張していることは知っていますが、非常に小さな痕跡であり、セーフキャストがこれまでに測定したサンプルにはこれらの物質は含まれていませんでした。

注意: セーフキャストは自分達で出来ることを行っているボランティアグループであり、残念ながら独自のアイソトープ研究室などを所有していません。そのため、私たちが行いたい十分な検査を行うことは出来ず、詳細な調査は外部の研究室に協力をお願いしています。


日本に関して

日本に行っても大丈夫ですか?

短い回答: 大丈夫だと言えるでしょう。

長い回答: 日本のどこを訪れるかにもよりますが、多くの都市は世界のほかの大都市と比べても放射線レベルが飛び抜けて高いというわけではなく、むしろ低い所もたくさんあります。セーフキャストの測定結果によると、東京の測定値はロサンゼルスと同等であり、香港よりも低いようです。その理由のひとつとして推測できるのは、2011年3月11日以前の日本の基礎的な放射線レベルが他の地域と比べて低かったため、全体のレベルが上がったにしても、平均値に収まっているのではないかということです。飛行機による旅行、特に大陸間のフライトでは、地上の20倍もの放射線を浴びることになります。日本へのフライトでは、日本に滞在するよりも多く被爆することになります。

注意: 食品の放射能汚染については未だ多くの見解があります。食品FAQへのリンク

福島第一原発からの汚染は、日本国外にも広がっていますか?

短い回答: はい。

長い回答: 福島第一原発から放出された粒子の痕跡は、地球上のあらゆる場所で検出されています。この世界は巨大なエコシステムであり、大きな汚染事故の形跡は至る所で見つかります。チェルノブイリ事故や広島・長崎の原爆、1950年代に広く行われた核実験など、過去の核に関する出来事の痕跡が世界中で見つかることも注目に値します。事実、第二次大戦以降に作られた素材は放射能で汚染されていて高い放射線量を示すため、それ以前に作られた鉄やコンクリートが同位元素検出用のシールドとしての需要があるほどです。

注意: これまでの研究によると、汚染物質の80%は海に流出し、残りの18%が日本国内に、2%は世界中に拡散したようです。

放射線レベルは変化していますか?

短い回答: はい。減少しています。

長い回答: 2011年の事故当初は、「新しいホットスポット」が見つかったとメディアで報じられたりしましたが、それらについては、実際のところ、3月11日の事故以前から存在していたものの測定されていなかっただけというのが実情のようです。3月11日以降、放射能や環境に対する意識が高まり、自ら測定を行う人が増えてきました。そのため、データが集積され、それまで知られていなかったホットスポットが見つかるようになってきたのです。

福島第一原発から放出された主たる汚染物質は、セシウム137であり、この半減期は30年です。そのため、汚染地域の放射線レベルが減少するにはかなりの時間が必要です。セシウム134も同時に放出されましたが、セシウム134の半減期は2年です。この半減期と雨などの気象条件のため、すでに多くの地域では放射線レベルは約40%低下しました。しかし汚染は十数年以上にわたる問題として存在し続けます

注意: 福島第一原発の原子炉から放出があった場合などには、新たな汚染が生じるでしょう。さらに、汚染物質の広がりにより、多くの環境要素が影響するでしょう。雨によって汚染は移動しましたが、消えてはいません。多くは海に流れましたが、一部は川や湖に長く残る可能性があります。

福島第一原発は安定していますか?

短い回答: いいえ。

長い回答: 得られる情報からは、溶融した炉心は熱の多くを失い、新たな重篤な事態 (多量の放射線を放出する核反応) が生じる可能性は低いようです。しかし、破損した原子炉内部の状態は多くが分かっておらず、公表されたレポートについて独立性のある確認を取ることは、多くの場合困難です。SAFECASTのボランティアが第一発電所近辺を訪れた時の測定データが、私達のマップに含まれています。継続する問題には、放射性の水の漏出、使用済核燃料を安全な貯蔵庫への移動、冷却と水浄化のために設置された急造機器の故障、などが含まれます。
注意: 現段階でも(2015年1月)、福島第一原発の内部状態を正確に把握することは困難です。
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